小樽隊に行って

巽 善彦     

                                   
 前日に田井と本屋に行って集合時間を決めたがバイトが入っていたため迫どんへの連絡は田井に任せた。すると、当日の朝に竜話で起こされて集合時間が30分早くに変わった。前日にバイトで遅くまでおきてたから早くなるのはかなりつらかったが、一応隊長やから遅れるわけには.いかんとがんばって集合地に行った。しかし隊員は誰も集合時間には現れず、遅れそうな奴等ではあるがもしかしたら俺が何か間違えたんとちやうかと少し焦った。何とか2人とも15分以内にきてくれたが、迫どんはじゃあ今から青少年科学館でもいこか。といってきてやる気の無さをアピールしてきてくれた。本当にの隊やばいんとちゃうかという思しがかなり出てきたがとにかく出発することにした。
 マイカル小樽などがある建物に入り、とりあえず田井が学相で店造りを手伝ったというHMVというCD屋に行った。そこで30分ぐらいそれぞれCDを試聴し、それから近くにあった本屋でマガジンを発見して全員の足が止まり迫ドンの2話だけ見ていこうという甘い言菜につられて6話ぐらい読みたい漫画を読みきった田井によって追どんと漫画好きの隊長はなくなく本屋から離れた。
 それからも本屋を見たりアウトドアーショップによったり時計を見たりとにかくうだり倒したが、めちゃくちゃくつろげるソファーが田井と僕との1番のお気に入りだった。それから屋上の九州ラーメンの屋台に行ったがこれはマジでうまかった。食ってから小橋吉本の近くにあるゲーセンに行った。追どんがシュウティングに自信があるというから4面まで行ったらゲ−ム代はぼくが持つという賭けをした。すると追どんは異常にうまく見事3面をクリアーしてしまった。しかし4面
にはいると気が抜けたのかそっこうで死んでいた。
 それからとうとう本命の小樽吉本に行くことになった。本当のことをいうと、小樽吉本は面由いという自信がなく、しょぼいんとちゃうかと恐れていた。入ってみると、ちょうどイベントで漫才をしていたこれが予想に反して面白く、これで何とか面目は保ったとほっとした。その後、中を見て回るとべたべたなねたが多かったが追どんはかなりうけてた。1時間半ほどそこにいると、また次のイベントをやるという放送があったためそこに行くことにした。次のイベントはクイズで、客の中からくじで解答者を4人選び1等の人には大阪旅行が当たるかもというやつだった。当たるのが大阪旅行というのですでにこのクイズがかなりしょぼく見えてきた。解答者が4人選ばれ、クイズが始まったが、問題は簡単な物が多いのにどうも解答者の質が悪く1人のお兄さんがぼろ勝ちしていて1等はすぐにその人に決まってしまった。しかしその後もクイズは無駄につづき、見ていてかなりつらく周りのお客さんはぞくぞくその場を立ち去っていったが僕らは何とか最後まで見届けた。しかしそのおかげで僕のテンションは下がりまくり、早くここを出たいという思いさえでてきた。
 ところが迫どんのテンションは無事だったらしくまだ見てなかったところをみようといってきた。自分がどう思おうとも少しでもそういう反応があってよかったと思う。
 

戻る  パート2へ